鼻尖、鼻柱、鼻翼など

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鼻尖

鼻尖の形や位置に影響を与える手術には、鼻尖縮小術、鼻尖挙上術(軟骨移植)、鼻中隔延長術があります。
 

鼻柱、鼻翼

鼻柱と鼻翼は、相互に関連があります。鼻柱は鼻翼より少し下方に位置していることが望まれます。鼻柱が出すぎている状態を鼻柱下垂と呼び、鼻柱挙上術で矯正します。逆に引っこんでいる状態を鼻柱後退と呼び、鼻柱下降術を適用します。同様に、鼻翼が下方に張り出している状態を鼻翼下垂と呼び、鼻翼挙上術で矯正します。逆に引っ込んでいる状態を鼻翼後退と呼び、鼻翼下降術が必要になります。
 

眉間、鼻の下

眉間(みけん)も鼻の形に影響を及ぼしています。隆鼻術と同時にゴアッテックスによる眉間増大術を行うことがあります。鼻の下では、軟骨移植、鼻柱基部プロテーゼにより鼻口唇角を矯正したり、鼻の下リフトで鼻の下を短くしたりします。

鼻孔縁挙上

鼻孔縁挙上術とは
整った鼻翼は美しい鼻に不可欠です。鼻翼鼻柱関係(alar columellar relationship、ACR)は
バランスのとれた忘れ鼻になるために大切ですが、日本人によく見られる鼻柱後退と鼻翼下垂は ACR を悪くさせる原因になります。
最近よく施術される鼻中隔延⾧術により、鼻柱後退と低鼻尖は改善されますが、鼻翼下垂が矯正されないままですと、バランスのとれた美しい忘れ鼻にはなりません。

 
 
こんな方におススメ
✓小鼻の厚みや⾧さ、大きさを解消したい
✓鼻のバランスが悪い
✓小鼻の印象が重い
✓垂れ下がった鼻翼のラインを上にあげたい
 
アネシス式鼻孔縁挙上術
従来の方法

鼻翼下垂の手術である鼻孔縁挙上術の従来の方法は、鼻孔縁の内側寄りを紡錘形に切除す
る方法でした。この術式は鼻孔縁の中央部の挙上効果が主体であり、鼻翼基部での効果は少なかったです。
 
アネシス式鼻孔縁挙上術

そこで当院は術式を拡大して、鼻翼基部での鼻翼切除量を増やすことにより、日本人が気にしている鼻翼基部での挙上効果を改善する術式を開発しました。その経験をもとに、形成外科の学術誌に論文発表いたしました(鼻翼基部の挙上効果を目的とした鼻孔縁挙上術の工夫.形成外科 66(2): 230-234, 2023)。
多くのクリニックでこの鼻孔縁挙上術が行われるようになり、当院の論文発表がお役にたっていることは、とても光栄なことです。
 
手術方法
 

鼻翼側面から見て、鼻孔前方の曲線を延⾧し、鼻翼下垂が矯正されるように、鼻孔縁挙上予定線をデザインします。
 

次に鼻底面から見て、鼻孔縁挙上予定線を外側辺とした三角形をデザインします。
 

デザインした三角形の鼻翼組織を楔状に切除し、縫合します。
 
手術前
 
手術後

鼻翼基部の挙上効果をねらった鼻孔縁挙上術後、鼻翼基部の挙上効果がみられ、鼻孔の露出(nostril show)が少なくなりました。
 
 

手術時間 
約2時間
麻酔方法 
局所麻酔・笑気麻酔・静脈麻酔
抜糸 
7日後
ダウンタイム 
腫れは個人差がありますが、1~2週間程で落ち着いてきます。
傷跡は1ヵ月程赤みがありますが、時間をかけて徐々に目立ちにくくなります。

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