美鼻術

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美鼻」は、美人・美男の絶対条件です。
すっと通った鼻筋、キュッとしまった小鼻、ほどよい高さのある鼻などが必要になってきます。
 

美鼻の基準


美鼻の基準としては、額、鼻、口アゴが3等分されるのが理想とされています。
図のよう、横顔で、鼻が美しい角度を持つことも重要です。
 
 

美鼻術の基本

低い鼻先(鼻尖)を美しくするために、当院では鼻中隔延長術を用いています。この鼻中隔延長術には、長さを出す鼻中隔延長術と高さを出す鼻中隔延長術があります。
高さを出す鼻中隔延長術は、元々の鼻翼軟骨の下に隠れて支えているので移植軟骨の形が浮き出ることはありませんので自然な鼻先(鼻尖)になる利点があります。

 これに対して、鼻尖部の耳の軟骨移植では、手術後しばらくしてから軟骨の形が浮き出る欠点があります。

 

 

 

美鼻術の4つのパート

鼻にシリコンプロテーゼ(シリコンインプラント)を入れるだけが鼻形成術、鼻整形ではありません。
鼻の手術を受ける方の希望は多種多様です。一人一人に合わせた、その方にふさわしいオーダーメイドの鼻形成術が大切です。鼻は、1.鼻背(びはい、鼻筋、はなすじ)、2.鼻尖(びせん、鼻先、ティップ)、3.鼻柱(びちゅう、鼻橋)、4.鼻翼(びよく、小鼻)、の4つのパートに分けて手術計画をします。さらに眉間(みけん)や鼻の下、アゴ先も隣接するパートであり、鼻の美しさに影響します。

 

(1)鼻背

眉間から鼻先までを結ぶエステティックライン、はなすじを整える手術を行ないます。低鼻を治し鼻筋を高くするためには、シリコンプロテーゼあるいは筋膜軟骨などの自家組織を使用した隆鼻術(りゅうびじゅつ)を行ないます。逆に、ワシ鼻を治すため鼻骨を削ったり(ワシ鼻手術)、軟骨切除をする整鼻術(せいびじゅつ)があります。鼻筋を細くするには、鼻骨骨切り幅寄せ術を行ないます。また鼻が曲がっている斜鼻(曲り鼻)を治す矯正術があります。
 

(2)鼻尖

団子鼻や垂れた鼻先を矯正するための鼻尖縮小術や鼻尖挙上術(軟骨移植術)があります。埋没法(皮膚を切らずに糸で縫うだけ)による方法もありますが、多くは切開法で行います。鼻翼軟骨の一部を除去するだけでは十分に改善しませんので、鼻先の余分な軟部結合組織を切除し、正中で鼻翼軟骨を縫合する必要があります。さらに支持力を上げるために鼻柱軟骨移植を行ないます。また鼻尖は三脚理論で考えられています。三脚のそれぞれの脚を縫合法で長くしたり短くしたりして鼻尖を上下、前後に回転させるのです。微妙なテクニックが要求されます。
鼻中隔延長術は、鼻尖の位置や形をコントロールするのに最適な方法であり、最近では鼻尖手術に欠かせない方法となりました。他院で行われた鼻尖縮小術や鼻尖拳上術の修正は、鼻尖修正術となります。
 

(3)鼻柱

鼻を横から見た時に鼻柱が鼻の穴に覆われるように引っ込んでいたり(鼻柱後退)、逆に垂れ下がるように出すぎている状態(鼻柱下垂)を矯正する手術を行います。鼻柱後退を改善させるのに鼻柱下降術(軟骨移植や鼻柱基部プロテーゼ)を行います。これにより鼻唇角形成効果がでます。鼻柱下垂を改善させるのに鼻柱挙上術(鼻中隔軟骨切除や鼻翼軟骨内側脚と鼻中隔軟骨との縫合。鼻中隔延長術後に長くなりすぎた鼻を修正することにも応用します。)を行います。太い鼻柱の肉厚を細くする鼻柱減幅術もあります。
 

(4)鼻翼

鼻翼縮小術(小鼻縮小、アグラ鼻手術)には、鼻翼の横への張り出しを治す鼻翼縮小術外側法、鼻の穴の大きさを小さくする鼻翼縮小術内側法、鼻翼の左右幅を小さくする鼻翼間縮小術(ループ法、フラップ法)があります。鼻翼の肉厚を薄くする方法として鼻翼減幅術があります。鼻翼を総合的に小さくするには、3D型鼻翼縮小術を行います。鼻孔縁を上げるためには鼻翼挙上術(鼻孔縁拳上)、下げるためには鼻翼下降術(皮膚軟骨のコンポジット移植、鼻孔縁延長)を行います。鼻翼基部増大術(シリコンプロテーゼや軟骨移植)は、鼻が顔の中に埋まっているように低い方に適用されます。
 

(5)その他

鼻根の上方は眉間(みけん)と呼ばれ、隆鼻術に合わせて眉間増大術(肋軟骨と筋膜移植)を行うと効果があります。横顔で、鼻先とアゴ先を結んだ線はEラインと呼ばれており、アゴ先も鼻形成に影響します。

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